愛犬の健康と幸せを願う飼い主さんにとって、適切なドッグフードの選択は非常に重要です。今回は、人気の高い2つのドッグフード、「このこのごはん」と「ナチュロル」を詳しく比較していきます。

両者とも高品質で評判の良いフードですが、それぞれに特徴があり、愛犬に合わせて選ぶことが大切です。
このこのごはんとナチュロルの概要

まずは、「このこのごはん」と「ナチュロル」の基本情報を簡単に紹介します。
特徴 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
製造元 | 株式会社オモヤ | 楽しい製薬株式会社 |
主な特徴 | 小型犬向け、グルテンフリー | 全犬種対応、グレインフリー |
原材料 | 鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米など | 牛肉、鶏肉、馬肉、魚など |
対象年齢 | 全年齢 | 全年齢 |
この記事の目的は、愛犬に最適なフードを選ぶ手助けをすることです。ドッグフードの選択は、愛犬の健康、活力、そして寿命にまで影響を与える重要な選択です。「このこのごはん」と「ナチュロル」は、どちらも高品質なフードですが、原材料、栄養バランス、粒の大きさなどに違いがあります。ぜひ、この記事を愛犬に最適なフード選びに役立てて下さい。

違いを詳しく比較することで、愛犬の体格、年齢、健康状態、好みに合わせて最適な選択をすることができますね。
原材料の比較
「このこのごはん」と「ナチュロル」の原材料を詳しく見ていくと、それぞれの特徴がよく分かります。

ここでは、主要原材料、動物性タンパク質の含有量、グレインフリーの有無、そして添加物について比較します。
主要原材料の内容
このこのごはん | ナチュロル |
---|---|
鶏肉、玄米、サツマイモ | 鶏肉、魚肉、玄米 |
このこのごはんは鶏肉を主原料とし、炭水化物源として玄米とサツマイモを使用しています。一方、ナチュロルは鶏肉と魚肉をバランスよく配合し、玄米を加えています。「このこのごはん」と「ナチュロル」とも、良質なタンパク質源と消化しやすい炭水化物を組み合わせていることが分かります。

両フードとも良い原材料を主原料にしているのですね。
動物性タンパク質の含有量
動物性タンパク質は、犬の健康維持に欠かせない栄養素です。鶏胸肉は100gあたり約23.3gのタンパク質を含んでおり、両製品ともに高タンパクな原材料を使用しています。
製品名 | タンパク質含有量(100gあたり) |
---|---|
このこのごはん | 約26g |
ナチュロル | 約28g |
ナチュロルは鶏肉に加えて魚肉も使用しているため、若干タンパク質含有量が高くなっています。

比べると、両フードとも十分な量の動物性タンパク質を含んでいることがわかります。愛犬の筋肉維持や成長には適してますね。
グレインフリーかどうか
このこのごはんもナチュロルも完全なグレインフリーのドッグフードではありません。両フードとも玄米を使用しているためです。ただし、一般的な犬用フードに比べると穀物の使用量は抑えられており、消化に優しい配合となっています。 穀物アレルギーのある犬には適さない可能性がありますが、多くの犬にとっては問題なく摂取できる原材料構成です。

共にグレインフリーではないようですが、使用量は抑えられてるのですね。
添加物の有無
両製品とも、不必要な添加物の使用を極力抑えています。
添加物 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
人工着色料 | 不使用 | 不使用 |
人工保存料 | 不使用 | 不使用 |
ビタミン・ミネラル | 添加あり | 添加あり(安定持続型ビタミンC含む) |
特筆すべきは、ナチュロルに含まれる安定持続型ビタミンCです。これは犬の免疫機能をサポートし、関節の健康維持に役立つとされています。 両フードとも、愛犬の健康を考慮した原材料選びと添加物の最小限の使用を心がけていることが分かります。

選ぶときは、あなたの愛犬の特性や健康状態、そして獣医師のアドバイスを参考にしましょう。
栄養成分の比較

愛犬の健康を維持するためには、バランスの取れた栄養が不可欠です。
ここでは、このこのごはんとナチュロルの栄養成分を詳しく比較し、それぞれの特徴を見ていきましょう。
タンパク質、脂質、炭水化物の割合
両フードの主要栄養素の割合を比較すると、以下のような違いがあります。
栄養成分 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
タンパク質 | 21.5% | 23〜27% |
脂質 | 7.5% | 7〜9% |
粗繊維 | 1.0% | 2〜4% |
粗灰分 | 5.5% | データなし |
水分 | 10.0% | 8% |
ナチュロルはタンパク質含有量がやや高く、活発な犬や成長期の子犬に適しているかもしれません。一方、このこのごはんは脂質と粗繊維が若干低めで、消化器系が敏感な犬や高齢犬に向いている可能性があります。

両フードとも栄養成分に、そこまで大きな差はありませんね。
ビタミン・ミネラルの含有量
両フードともビタミンやミネラルを添加していますが、ナチュロルには特徴的な成分が含まれています。
成分 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
安定・持続型ビタミンC | データなし | 1,000mg/kg |
天然バイオフラボノイド | データなし | 200mg/kg |
ナチュロルに含まれる安定・持続型ビタミンCは、犬の免疫機能をサポートし、関節の健康維持に役立つとされています。また、天然バイオフラボノイドは抗酸化作用があり、細胞の健康維持に寄与する可能性があります。 このこのごはんは具体的な含有量を公開していませんが、ビタミンA、D、E、B2、B12、パントテン酸カルシウムなどを添加しています。

両フードとも、わんちゃんの健康を考えて必要な栄養素を添加しているんですね。
カロリー
1日の給餌量に影響する重要な要素として、カロリーがあります。
製品名 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
このこのごはん | 342kcal |
ナチュロル | 400kcal |
ナチュロルの方がカロリーが高いため、同量を与えた場合、より多くのエネルギーを摂取することになります。活発な犬や寒冷地で生活する犬には適している可能性がありますが、肥満傾向にある犬や室内で過ごすことが多い犬には注意が必要かもしれません。
このこのごはんは比較的カロリーが低めで、体重管理が必要な犬や運動量が少ない犬に適しているかもしれません。 両フードとも栄養バランスに配慮されていますが、それぞれに特徴があります。愛犬の年齢、体格、活動量、健康状態などを考慮し、適切なフードを選択することが大切です。

活動的な犬にはナチュロル、室内犬にはこのこのごはんが向いてるかもしれませんね。
製造プロセスと品質管理の比較
愛犬の健康を守るためには、ドッグフードの原材料だけでなく、その製造プロセスと品質管理も重要です。

ここでは、「このこのごはん」と「ナチュロル」の製造に関する重要な側面を比較します。
製造国と工場の基準
項目 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
製造国 | 日本 | 日本 |
工場認証 | ISO 22000認証取得 | HACCP認証取得 |
両製品とも日本国内で製造されており、厳格な品質管理基準を満たしています。このこのごはんの製造工場はISO 22000を取得しており、食品安全マネジメントシステムの国際規格に準拠しています。一方、ナチュロルの工場はHACCP認証を取得しており、食品安全の国際基準を満たしています。
これらの認証は、製品の安全性と品質を保証する重要な指標となります。日本国内での製造は、厳しい食品安全基準と品質管理のもとで生産されていることを意味し、消費者に安心感を与えます。

第三者機関の認定を受けてる工場なら安心ですね。
品質管理システム
両社とも、原材料の受け入れから製品の出荷まで、厳格な品質管理システムを導入しています。 このこのごはんでは、以下のような品質管理プロセスを採用しています。
- 原材料の厳選:信頼できる供給元からの原材料調達
- 製造ラインの衛生管理:定期的な清掃と殺菌
- 製造工程のモニタリング:温度や時間の厳密な管理
- 製品の抜き取り検査:栄養成分や微生物検査の実施
ナチュロルも同様に、以下のような品質管理を行っています。
- 原材料の品質チェック:入荷時の検査と記録
- 製造環境の管理:温度・湿度の制御と記録
- 製造プロセスの自動化:人為的ミスの最小化
- 最終製品の検査:栄養バランスと安全性の確認
両社とも、製品の一貫した品質を確保するために、これらのプロセスを厳密に管理しています。

まさしくジャパンクオリティな高品質な管理体制です。
トレーサビリティ
トレーサビリティは、製品の原材料から製造、流通までの過程を追跡できる仕組みです。これは製品の安全性を確保し、問題が発生した際に迅速に対応するために重要です。
項目 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
ロット管理 | 実施 | 実施 |
原材料の追跡 | 可能 | 可能 |
製造日の表示 | あり | あり |
両フードとも、各製造ロットに固有の識別番号を付与し、原材料の調達から製造、出荷までの全過程を追跡できるシステムを導入しています。これにより、万が一の問題発生時に迅速な原因特定と対応が可能となります。
また、両社とも製品パッケージに製造日を明記しており、消費者が製品の新鮮さを確認できるようになっています。
このような徹底したトレーサビリティシステムは、製品の安全性と信頼性を高め、消費者に安心を提供します。問題が発生した場合でも、迅速かつ正確な情報提供と対応が可能となり、ブランドの信頼性維持にも貢献します。

このこのごはんとナチュロルは共に、高い品質基準と厳格な管理システムのもとで製造されているようですね。両フードとも、安心して選択できるドッグフードと言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンスの比較
ここでは、このこのごはんとナチュロルの価格面を詳しく比較し、コストパフォーマンスを評価します。

愛犬の健康を維持しつつ、家計にも優しいドッグフードを選ぶことは多くの飼い主にとって重要です。
1kgあたりの価格比較
まず、両フードの1kgあたりの価格を比較してみましょう。
製品名 | 通常価格(税込) | 内容量 | 1kgあたりの価格 |
---|---|---|---|
このこのごはん | 3,980円 | 1.8kg | 2,211円 |
ナチュロル | 5,280円 | 2.0kg | 2,640円 |
単純な価格比較では、このこのごはんの方が1kgあたりの価格が安くなっています。しかし、価格だけでなく、栄養価や原材料の質なども考慮する必要があります。

1kg単位で見るとそこまだ大きな価格差はないみたい。
定期購入や割引システムの有無
両フードとも、定期購入システムを導入しており、継続的な購入でさらにお得になる仕組みを提供しています。
このこのごはん:
- 定期購入で5%割引
- 累計購入金額に応じたランク制度を導入(2024年2月1日より)
- 最大15%の割引特典あり
ランク | 累計購入金額 | 割引率 |
---|---|---|
ダイヤモンド | 500,000円以上 | 15% |
プラチナ | 300,000円以上 | 12% |
ゴールド | 200,000円以上 | 10% |
シルバー | 70,000円以上 | 8% |
ブロンズ(初期ランク) | – | 5% |
ナチュロル:
- 定期購入システムあり(詳細な割引率は公開されていない)
- ポイント制度やキャンペーンによる割引の可能性あり
両フードとも、定期購入を利用することで長期的にはより経済的に購入できる可能性があります。

このこのごはんのランク制度による割引は魅力的ですね。
総合的なコストパフォーマンス評価
コストパフォーマンスを評価する際は、単純な価格比較だけでなく、以下の要素も考慮する必要があります。
- 栄養価:高品質な原材料や栄養バランスにより、少量でも十分な栄養を摂取できる可能性
- 消化性:消化しやすい製品は、結果的に必要量が少なくなり、長期的にはコスト削減につながる
- 健康維持効果:質の高いフードによる健康維持は、将来的な獣医療費の削減につながる可能性がある
これらの要素を考慮すると、一見高くに見えるフードでも、長期的には経済的である可能性があります。
このこのごはんは、初期コストが低く、長期利用でさらに割引率が上がるため、価格面では魅力的です。一方、ナチュロルは若干高価ですが、特殊な栄養成分(安定・持続型ビタミンCなど)を含んでおり、健康維持の面で優れている可能性があります。

両フードともに品質と価格のバランスが取れていますね。ただ、愛犬の個別のニーズや長期的な使用も視野に入れて選ぶことが大切。定期購入システムを活用し、愛犬の健康状態を観察しながら、最適なフードを選ぶようにしましょう。
対象犬種と年齢の比較
ドッグフードを選ぶ際、愛犬の年齢や犬種に適しているかどうかは重要な考慮点です。

ここでは、このこのごはんとナチュロルの対象年齢と犬種別の適合性について詳しく見ていきましょう。
全年齢対応か特定の年齢向けか
ブランド名 | 対象年齢 |
---|---|
このこのごはん | 全年齢対応 |
ナチュロル | 全年齢対応 |
両フードとも全年齢対応のドッグフードとして販売されています。ですので、子犬から成犬、シニア犬まで幅広い年齢の犬に与えることができます。ただし、年齢や成長段階によって必要な栄養素や量は異なります。それぞれの特徴を理解した上で適切な給餌量を調整するようにしましょう。
このこのごはんは、タンパク質や脂質の含有量が比較的控えめで、カロリーも低めに設定されています。そのため、成犬やシニア犬、特に運動量の少ない犬や肥満傾向にある犬に適しているでしょう。
一方、ナチュロルは栄養価が高く、特に安定持続型ビタミンCを含んでいるため、成長期の子犬や活発な成犬、また免疫力の維持が必要なシニア犬にも適しています。

共に全年齢対応なんですね。
犬種別の適合性
両フードとも、基本的にはすべての犬種に対応していますが、犬種の特性によって適合性が異なる場合があります。
(◎:非常に適している、○:適している、△:やや不向き)
犬種タイプ | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
小型犬 | ◎ | ○ |
中型犬 | ○ | ◎ |
大型犬 | △ | ◎ |
運動量の多い犬 | △ | ◎ |
室内飼いの犬 | ◎ | ○ |
このこのごはん
- 小型犬向けに開発されており、粒の大きさも小さめです。
- カロリーが控えめなため、室内飼いの小型犬や運動量の少ない犬に適しています。
- 涙やけや毛艶、体臭が気になる犬種にも効果が期待できます。
- 大型犬や運動量の多い犬種には、カロリーや栄養価が不足する可能性があります。
ナチュロル
- 栄養価が高く、中型犬から大型犬、また運動量の多い犬種に適しています。
- 小型犬にも給餌可能ですが、カロリーが高めなので給餌量の調整が必要です。
- 安定持続型ビタミンCの含有により、免疫力の維持が必要な犬種(例:シベリアンハスキー、ゴールデンレトリバーなど)に適しています。
- 穀物アレルギーのある犬種にも配慮された配合になっています。
選択の際は、愛犬の体格、年齢、活動レベル、そして健康状態を考慮するようにしましょう。例えば、チワワやトイプードルなどの小型犬で室内飼いの場合は「このこのごはん」が適している可能性が高く、ラブラドールレトリバーやジャーマンシェパードなどの中・大型犬や活発な犬種にはナチュロルが適しているかもしれません。

個体差もあるため、獣医師に相談しながら、愛犬の反応を見ながら徐々に切り替えていくようにしてください。
どちらのフードも高品質で安全性の高いドッグフードですので、愛犬の特性に合わせて最適な選択をすることが大切です。
特殊ニーズへの対応について比較
ここでは、このこのごはんとナチュロルが、これらの特殊ニーズにどのように対応しているかを比較します。

愛犬の中には、アレルギーや消化器系の問題、関節の痛みなど、特別なケアを必要とする子がいます。
アレルギー対応
製品名 | アレルギー対応 |
---|---|
このこのごはん | 小麦グルテンフリー、とうもろこし不使用 |
ナチュロル | グレインフリーではないが、低アレルゲン設計 |
このこのごはんは、小麦グルテンフリーでとうもろこしも不使用です。これにより、穀物アレルギーを持つ犬にも比較的安全に与えることができます。主原料として鶏肉(ささみ、レバー)を使用しており、一般的なアレルゲンである牛肉や豚肉を避けています。
一方、ナチュロルは完全なグレインフリー製品ではありませんが、低アレルゲン設計を採用しています。玄米を使用していますが、アレルギー反応を引き起こしにくい原材料選びに注力しています。

両フードとも、人工添加物や保存料を使用していないので、化学物質に対するアレルギー反応のリスクが低いようですね。
消化器系サポート
製品名 | 消化器系サポート |
---|---|
このこのごはん | 乳酸菌配合、消化しやすい原材料使用 |
ナチュロル | 消化しやすい原材料、食物繊維の適度な含有 |
このこのごはんは、消化器系のサポートに特に力を入れています。乳酸菌を配合しており、腸内環境の改善を促進します。また、主原料として使用している鶏肉のささみは消化しやすいタンパク質源です。
ナチュロルも消化器系への配慮がなされています。消化しやすい原材料を選択し、適度な食物繊維を含むことで、健康的な消化を促進します。

両フードとも、オイルコーティングを行っていないので、脂肪による消化への負担が少ないのが特徴です。
関節ケアなどの機能性
製品名 | 関節ケア | その他の機能性 |
---|---|---|
このこのごはん | 特別な添加なし | 涙やけ、体臭、毛艶改善に効果的 |
ナチュロル | 安定持続型ビタミンC配合 | 免疫機能サポート、抗酸化作用 |
このこのごはんは、関節ケアに特化した成分は含まれていませんが、涙やけ、体臭、毛艶の改善に効果があるとの口コミが多く寄せられています。これは、高品質なタンパク質源と適切なビタミン・ミネラルのバランスによるものと考えられます。
一方、ナチュロルは安定持続型ビタミンCを配合しており、これは関節の健康維持に役立つとされています。ビタミンCは、コラーゲンの生成を促進し、関節の柔軟性を保つのに役立ちます。
また、ナチュロルには天然バイオフラボノイドも含まれており、これは抗酸化作用があり、全身の健康維持に寄与する可能性があります。
結論として、両フードとも特殊ニーズに対応する工夫がなされていますが、その焦点は若干異なります。このこのごはんは消化器系のサポートと一般的な健康維持に重点を置いているのに対し、ナチュロルは関節ケアや免疫機能のサポートにより注力しているようです。

アレルギーや消化器系の問題を抱える犬の場合は、獣医師に相談の上、慎重に選択するようにしましょう。
「このこのごはん」と「ナチュロル」どちらがおすすめ?

これまでの比較を踏まえ、このこのごはんとナチュロルのどちらがおすすめかを総合的に評価してみましょう。
ただし、最適な選択は愛犬の個別の状況によって異なることを念頭に置いてください。
比較結果のまとめ
まず、両製品の主要な特徴を表形式でまとめてみましょう。
比較項目 | このこのごはん | ナチュロル |
---|---|---|
主な原材料 | 鶏肉、玄米、サツマイモ | 鶏肉、魚肉、玄米 |
タンパク質含有量 | 21.5% | 23〜27% |
カロリー(100gあたり) | 342kcal | 400kcal |
特徴的な成分 | 乳酸菌配合 | 安定持続型ビタミンC |
対象犬種 | 小型犬向け | 全犬種対応 |
価格(1kgあたり) | 2,211円 | 2,640円 |
主な特徴 | 消化器系サポート、涙やけ対策 | 関節ケア、免疫機能サポート |
犬種別や年齢別の選び方のヒント
犬の種類・状態 | おすすめのフード | 理由 |
---|---|---|
小型犬 | このこのごはん | 小粒で食べやすく、カロリーも控えめなため、肥満防止にも効果的 |
中・大型犬 | ナチュロル | 高タンパク、高カロリーで、活発な大型犬の栄養ニーズを満たす |
子犬 | ナチュロル | 高タンパク質含有量が成長期の子犬に適している(給餌量の調整が必要) |
シニア犬(活動量低下) | このこのごはん | 低カロリーフードが適している |
シニア犬(関節ケア必要) | ナチュロル | 安定持続型ビタミンCを配合 |
消化器系の弱い犬 | このこのごはん | 乳酸菌配合と消化しやすい原材料が適している |
アレルギーを持つ犬 | このこのごはん | 両製品とも低アレルゲン設計だが、このこのごはんの方がより多くのアレルゲンを除去している |
このこのごはんがおすすめなのはこんな犬や飼い主
- 小型犬を飼っている方
- 涙やけや体臭が気になる犬の飼い主
- 消化器系の問題を抱える犬の飼い主
- アレルギーを持つ犬の飼い主
- 低カロリーフードを探している方
- コストパフォーマンスを重視する飼い主
ナチュロルがおすすめなのはこんな犬や飼い主
- 中・大型犬を飼っている方
- 活発な犬の飼い主
- 成長期の子犬の飼い主
- 関節ケアが必要なシニア犬の飼い主
- 免疫機能のサポートを重視する飼い主
- 高タンパク質、高カロリーフードを求める方

総合的に見ると、どちらの製品も高品質で信頼できるドッグフードと言えますね。選択の際は、愛犬の年齢、体格、活動レベル、健康状態を考慮し、必要に応じて獣医師に相談するようにしましょう。愛犬の反応を観察しながら、最適なフードを選んであげて下さい。